長周期地震動とは

3月16日午後11時34分ごろと同36分ごろ、宮城、福島の両県で震度6強の地震がありました。
東京は震度4とのことでしたが今後1週間ほどは警戒しなくてはいけないようです。

仕事中に地震に合っていたらと思うと怖くなります。
長周期地震動による高層ビルの揺れを調べてみました。

高層ビルは長周期地震動により大きく長く揺れます。
高層階の方がより大きく揺れる傾向があります。
建物の揺れやすい周期(固有周期)は、高さによって異なり、一般的に高いビルほど長い固有周期をもちます。
同じ地面の揺れでも、建物の高さによって揺れ方は異なります。また、地面の揺れの周期と建物の固有周期が一致すると、その建物は大きく揺れます。

高層ビルの揺れ方

高層ビルの低層階と高層階の揺れの違い

長周期地震動により高層ビルが大きく揺れると、低層階よりも高層階のほうが揺れが大きくなります。
東日本大震災では、首都圏などの高層建物が長周期地震動により大きく長く揺れました。

長周期地震動による高層ビルの揺れ方を実験した映像も検索するありました。
高層ビルの低層階と高層階の揺れ方の違いがよく分かります。

新宿センタービルは長周期地震動対策は、新宿エリアの他のビルに先駆けて、2008年10月から2009年7月完了、ブレースは長周期地震動対策でT-RESPO構法で取り付けられており、変位依存型オイルダンパーを用いている。溶接を使わない緊張材による圧着工法により、建物を使用しながら施工されたと記されていました。

長周期地震動階級

詳しくは下記を参考にしてください~東京消防庁ホームページより~
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-bousaika/kaguten/handbook/04.pdf

長周期地震動階級関連解説表 高層ビルにおける人の体感・行動、室内の状況等

詳しくは下記を参考にしてください~気象庁ホームページより~
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/choshuki/index.html

高層マンションにお住まいの方、または検討されている方は建物がどのような動き方を知っていただければと思います。