11年経っての教訓

東日本大震災から11年経ちましたが私は埼玉県にいましたが当時の事をはっきりと覚えています。
地震発生から翌朝まで停電していました。
食べ盛りの子供を含め6人家族でしたので夜になるとおなかをすかせた子供たちがさわがしくなり、車で停電していないところのレストランを探し、食事をしましたが当時はあまり非常用のストックは用意していませんでした。

家にあった食べ物はビスケットやお水でやわらかくなるお餅ぐらいしか準備していなかったのでとても困りました。

それからは非常食は1日3食×人数分×3日は常に常備しています。

月日が経って変わった事は今は新型コロナが流行り避難所に行けない、または行かないかもしれない事です。
そう考えるとできるだけ自宅の被害を抑える工夫が必要です。

家具の転倒防止

・転倒防止金具などで固定し、倒れにくくしておく
・家具と天井の隙間は万が一落下してきても問題がない軽いもの入れた段ボール箱を隙間なく入れても効果があるようです。
・家具の下に転倒防止ストッパープラスしておくのもいいそうです。
・食器棚の食器の下には滑り止めシートを引いておくだけでも食器の飛び出しを抑えるようです。
・食器棚のガラス製品(ビン類など)が、転倒したりすべり出さないよう防止枠を設ける。
・ガラスには、ガラス飛散防止フィルムを張る。

ある便利な充電池、当時携帯の充電ができない状況下で困りましたので携帯や小さな家電が使える充電地を購入しました。
後はいくらあって困らない水と非常食こちらはローリングストックにして常備しています。
これなら真似ができるローリングストック法がありましたのでご紹介いたします。

スーパーで買える非常食の備蓄としてローリングストックという方法

ローリングストックとは、非常食になりそうな普段食べている食料を少し多めにストックしておき、食べたら買い足すといった「消費しながら備蓄していく考え方」のことです。

ローリングストックのメリット

・食べ慣れている食料が非常食になるから子供でも嫌がらずに食べられる
・食べたら買い足していくので賞味期限の管理が楽にできる
・スーパーの安売りなどで購入すれば防災用の非常食より安価に揃えられる
・食べ慣れている食料だから災害時でも日常生活と変わらない生活ができる
・いつでも災害対策ができているので安心
・ローリングストックの管理方法は、食べたら食べた分だけすぐに買い足していくだけです

非常食は最低でも3日分は必要と言われています。

ただし災害時は、電気や水道など生活していく上で必要なライフラインが1週間以上経っても復旧しない場合もあるため、余裕があれば1週間分以上など多めにストックしていると安心です。

非常食選びのポイント

■食べ慣れた味、好みの味を選ぶ
小さな子供や高齢者、持病持ちの人の場合は、支援物資で配られた食料が食べられない可能性もあるため、食べ慣れた食料を備蓄することが重要となります。

■常温でも食べられるか
水道などのライフラインが使えなくなる可能性が高いため、常温でそのまま食べられる食料を非常食として選ぶ

■衛生面でも安心なものか
衛生面も考慮した食料を選ぶことは食中毒などを防ぐため1回で食べきれる量の食料を選びましょう。

■栄養バランスを考えて幅広く
災害時でも健康を維持するために、ご飯などの主食やお肉などの主菜、野菜などの副菜や果物など幅広くストックしておくことをおすすめとの事です。